高田力蔵
昭和31年に長湯温泉・大丸旅館に逗留し、久住連山を描いた画家。
川端康成の友人、川端康成がこよなく愛した画家の一人、西洋名画の模写でも知られる洋画家、東京三越本店で個展を開く等、くじゅう山群の諸作を展観する。大分県のくじゅう山飯田高原、久住高原の自然に魅せられ、連作を制作する。
川端康成との交流
川端康成や古賀春江と終生の交友があり、大分県の招きで川端康成が訪れた際には久住高原を案内した。
川端康成の小説「千羽鶴」で挿絵を書く。
※ご子息が興したフランス菓子のお店「東京CADOT(カド)は、現在も人気の名店として知られ、店内に高田力蔵作品や川端康成の書が展示されている。
→フランス菓子舗「東京CADOT(カド)」